レバレッジの制限（制限）について
レバレッジは、少額の証拠金で大きな取引が出来る投資法で、FXの醍醐味ともいえるものなんですが、このレバレッジ、いい言葉かりでは有りません。
FXに限らず、投資と言うものはＧＡＭＥ的な要素が強いもの。有る意味ギャンブルといってもいいでしょう。其れゆえ、レバレッジにしても、とくに高いレバレッジのケース、儲かったケースはいいのなんですが、損失の出方も派手なんです。
例えば「1ドル＝100円」のときに、10万円の証拠金で1万ドル（100万円）のドルを買ったケース、レバレッジは10倍。これはレバレッジとしては高いほうなんですが、この後ドルが高くなったり安くなったりしたらどうでしょうか？
「1ドル＝101円」のケース
1万ドル×101円＝101万円 → 1万円の利益（証拠金10万円に対して10パーセントの利益）
「1ドル＝99円」のケース
1万ドル×99円＝99万円 → 1万円の損失（証拠金が9万円になり、証拠金10万円に対して10パーセントの損失）
（実際はレバレッジはスワップポイント（要点）にもかかりますので、損得の計算はもう少し複雑に成りますが）
このように、レバレッジの制限（制限）は重要なんです。ジブンの予想に自信が有るときは高めに、あまり自信が無いときは低め、若しくは短期で売買を終わらせる等、レバレッジに関しては常に慎重に臨みましょう。
